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侍7小説もどきです!
samurai7小説もどきですvv
久蔵×平八小説もどきです!
パラレル設定物です。
女性向き傾向な話ですので苦手な方は「続きを読む」に進まないように
ご注意ください。
パラレルなのでネタバレはないですvv
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久蔵×平八小説もどきです!
パラレル設定物です。
女性向き傾向な話ですので苦手な方は「続きを読む」に進まないように
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久蔵×平八です!パラレル設定&女性向き表現の苦手な方は
下に進まないようにしてくださいです!
甘い関係
――魔法をかけよう…
ギュィイイイイイ…。
太陽の日差しが直角に輝きはじめた正午すぎ。
街の雑音が我先へと響きあう街中の一角で、甲高い音を立てながら作業に没頭している一人の青年がいた。
電動のこぎりを器用に動かしながら予め描いていた線を辿り切り揃えていく。
曲線をふんだんに使った図柄はいたってシンプルで、誰が見ても99%何か解る代物にできあがっていた。
癖がある茶色の髪の毛はそのまま時折入口から侵入してふく風に遊ばせながら黙々と作業をこなしていた。
「ヘイさ~ん」
遠くから馴染みの声が聞こえ、「ヘイさん」と呼ばれた青年、平八は一旦作業を中断させて声のする方へと親しみやすい笑顔を向けて返事をする。
「は~い」
返事をしたとほぼ同時くらいに積み上げあれた資材の脇からひょこっと顔が現れる。
「ヘイさん、やってますね」
女性が一瞬で虜になるであろうその容姿に、金の髪を三本に括りあげた独特な髪形の青年は、どこか悪戯な感じを含む笑いを浮かべながら青年に近づいた。
「いつものごとく…」
彼の上司を真似た言い回しでシチさんこと七郎次は目線を後方に泳がせ意思表示をする。
「…いつものごとく…ですか」
少し困ったっという音を含みながらも、そう言う平八の表情はどこか嬉しそうだ。
「では、私はこれにて…」
七郎次が笑いを含む声音でそう言う。
「ありがとうございます」平八が御礼を言うと、「いや、なに…」と手をふりながら七郎次は踵を返す。
が、すぐに平八に向き直るとさらに笑顔を深くして座ってる平八に耳打ちをするように身を屈めた。
その様子に平八は不思議そうに耳を傾ける。
「…休憩後、一時間くらいなら、なんとかごまかせまさあ…」
その言葉に平八は驚き目を見開く。
「シチさん!!?」
動揺した平八の声にさらに笑顔をこくして七郎次は今度こそ踵を返し出口へと向かった。
途中すれ違った人物に「ごゆるりと」と言いながら外に向かう入口へと消えていってしまう。
「…はああ…」
平八は深い溜息をはくと、入れ代わりに入ってきた人物へと視線をうつした。
「こんにちは、久蔵さん」そう言うと、電動のこぎりのスイッチを切り、久蔵へと向き直る。
久蔵と呼ばれた青年は無言で平八の側へと近づく。
その様子に苦笑いを浮かべて平八は近づく久蔵をまじまじと見つめた。
―…あいかわらず…どこのバンド青年ですかねぇ…
と久蔵の服装を見て内心で呟く。
久蔵はとても整った容姿をしている。髪は金髪に抜いていて、赤に見える独特な色素の瞳は鋭く、背は平八より頭一つ以上は高い。
すらっとした手足は長く、モデルを思わせる体形の持ち主だ。
この暑いのに黒を主体としたきびつな服を身に纏っている。
これでギターケースなんかを肩にかけていれば完璧なライブに向かうバンド青年に見えるだろう。
しかし、手には服装にそぐわないクーラーボックスを持っていて、そのちぐはぐなバランスがただでさえ目立つ容姿をさらに目立たせていた。
「…平八…」
そう言う久蔵の声音には明らかに不満の色が浮かんでいる事に平八は内心苦笑いをしてしまう。
自分より年がかなり下のこの青年は顔に似合わず甘えん坊で独占欲が強い。
今も七郎次と至近距離で話していた事にむくれているのだれう。
「はい」
普段通りににこにこと微笑みながら次の言葉を促す。
<続>
・中途半端に続いてすみませんです。泣
遊びに来てくださいます心優しい皆様がいるのにろくに作品が
できなくて、申し訳なく思っていた米子です。
本当にすみませんでした。泣
少しでも楽しんでいただけたらいいな・・・と、8月くらいに言っていた
「甘い関係」を途中なんですがupさせてもらいました!汗
久蔵×平八で甘いお話ですが、続き頑張って書いていきますです!
よろしければ感想等拍手とかでいただけたら喜びますですvv
読んでいただきありがとうございましたvv
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