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過去の拍手御礼小説ですvv
長曾我部元親×毛利元就ですvv
学園バサラ設定で生徒×教師話です!
女性向き表現がありますので苦手なお方様は「続きを読む」に
進まないようにご注意してください!
半年近く御礼小説としてupしていた小説です。汗
甘い甘~い親就です!笑
ーまだ我慢…でないと逃げられちまう…
<寒い夜より>
長曾我部元親×毛利元就ですvv
学園バサラ設定で生徒×教師話です!
女性向き表現がありますので苦手なお方様は「続きを読む」に
進まないようにご注意してください!
半年近く御礼小説としてupしていた小説です。汗
甘い甘~い親就です!笑
ーまだ我慢…でないと逃げられちまう…
<寒い夜より>
女性向き表現がありますので苦手なお方様は下に進まないようにしてください!親就で甘い話です!
寒い夜
10・9・8…
―そろそろか…。
布団に包まり頭の中でカウントし寝たふりをしながら元親はそろそろ姿を現すだろう侵入者を今か今かと待っていた。
つい最近までは秋にしては少し温かい感じだった気温は今日いきなり急降下しとびきり寒かった…。
毎年寒くなるとやってくる侵入者は同居している家主の元就で、「寒い時に布団に入ったら布団が冷たい、温もるまで待てない」という理由であろうと元親は推察していた。
あくまで元親の推察で、元就にしか本当の理由は解らないのだが…。
―あいつ…この時期本当~に可愛いんだよな…
なんて布団でまるまってにやついていたら「カチリ」という控えめな音が静寂している室内に響いた。
―来た…
室内の様子を少しひらいたドアの隙間から覗くと音を立てないようにドアを開けて室内へと侵入してきた。そのまま元親の眠るベット脇へと寄ってきて元親が寝ているか確認している。
「………ちか…」
語尾だけ聞き取れるくらいの小さな声で一度名前を呼び返事がないのを確認すると背中を向けている方の布団をめくり滑り込んできた。
一瞬ひんやりとした空気を肌に感じた後、風呂上がりのほてった身体の温度を背中に感じた。
―まだ我慢…でないと逃げられちまう…
そう考えながら寝たふりを続ける元親に気付いた風もなく侵入者の元就は暫くは元親の近くで止まっていた。
「………」
しばし躊躇するのはいつもの事で、ここで我慢できないで手を出したら脱兎のごとく逃げられてしまう。
去年あたりにそれをやらかしたのでそれ以来ずっと用心深く様子を見る事にしている。
「甘える」という行為を堂々とできない羞恥心の塊、それが自分の一応は保護者で恋人の元就だった。
隙を伺いながら狸寝入りを決め込んでいると背後の元就がもぞもぞと身じろぎをした。
その直後元親の背中に寄り添うようにぺっとりとくっつく。
普段は低めの体温が風呂上がりで少し温かくなっていて、うまく乾かしてないのだろう湿り気を帯びた髪の感触をうなじのあたりに感じた。
「………ふ…」
元就は微かに笑うと一度擦り寄せるように頭を動かして元親の背中にくっついたまま眠る体制に入った。
この段階まで待てば元就は布団と元親の体温に負けて逃げれなくなる。
元親は声をたてないで笑うと、逃げられる可能性も考慮してか寝返りを打つふりをして振り返り、そのまま元就を腕の中へと収めてしまう。
元就は気にした風もなく半分夢の住人になりかけといた。
「……やっぱり来たな」
突然の声に元就はびっくりと身体が強張った後、後ろに身をひこうし、それを捕らえていた腕で逆に引き寄せ抱きしめる。
「…そ…そなた起きていたのか!」
驚きと羞恥に顔を真っ赤に染め上げた元就が戸惑いながら元親の顔を見つめきた。
「今日は来ると思って待ってたんだぜ」
そう言い笑うと元就は眉間に皺を寄せた後、顔を敷き布団に押し付けた。
そうする事で現れた耳が真っ赤に染まっている。
「…謀りおって…」
そう言いながらも逃げようとしない元就は「寒いのは嫌いぞ」と口の中でもごもごと言い訳をしている。
そんな元就の姿が可愛くて微笑みを浮かべた元親は湿った髪へと顔を埋めた。
「犯りたいけど…今日は我慢してやるよ」
だからゆっくり寝ろよ…
いつも盛ってたら子供扱いが消えないと、余裕があるように振る舞う。
自分と元就の年齢差を考えたら本当に子供でしかない自分をどうにか大人に見せたい元親のみえだった。
それ自体が子供を象徴している…とは世界史教諭竹中の意見なのだが、元親は知らない。
元就はその言葉にさらに顔を赤らめたのか赤く染まる耳がさらに赤さをました。「………ぞ…」
小さな声に「あ?」と聞き返せば「…我は…別によいぞ」と本当に小さな声で元就は言うと元親の背中へと恐る恐る腕をまわした。
布団に押し付けていた顔を横へと戻し元親を見つめる。
「……!!」
今度は元親がびっくりして瞳を見開いた。
まさかお許しがでると思ってなかったからだ。
「………」
暫く沈黙した元親に「犯らぬなら我は寝る…」拗ねたように元就は言った。
その瞬間に我に返った元親は、普段みせる大人びた笑いではなく年相応な笑みを浮かべ嬉しそうに笑った。
「ヤルに決まってんだろ…」
そう低い掠れた声で元就の耳元に囁くと抱きしめた腕に力を込めた。
そうやって年相応に笑う元親の笑顔は元就が一番好きな表情で自然と元就表情が柔らかになる。
「好きだぜ…元就…」
甘く囁き口唇を寄せると、元就は静かに目を閉じ触れる口唇に身を預けた。
<終>
・拍手御礼としてupしてました!
この話・・・思いついた日が去年急に寒くなった日だったりします。笑
本当最近四季がないですよね・・・。泣
いきなり寒かったり暑かったり・・・。泣
この「寒い夜」にも感想をくださいました皆様ありがとうございましたvvまたこんな甘い話頑張って書きますですvv
恥ずかしがりながら甘える、でも素直でない天邪鬼元就・・・好きです!笑
読んでくだりありがとうございましたvv
感想等拍手ポチポチやコメントとかいただける喜びますvv
ありがとうございましたvv
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