・このblogは管理人尾崎郁巳(米子)が運営する戦国BASARA&お侍&銀魂&三国志等のよろずblogです。
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お題もどきです!汗
久蔵×平八お題もどきです!汗
ず~と「日常」ばかりではしのびないので、悩んでいたこの「お題」もどきをupしますですv
女性向き&プチオカルト&ダーク系のパラレル話です。
苦手な方は「続きをよむ」に進まないようにご注意ください。
久蔵×平八お題もどきです!汗
ず~と「日常」ばかりではしのびないので、悩んでいたこの「お題」もどきをupしますですv
女性向き&プチオカルト&ダーク系のパラレル話です。
苦手な方は「続きをよむ」に進まないようにご注意ください。
女性向き&プチオカルトでダーク系です。苦手な方は下に進まないようご注意したください。
尚、この話のみなのですが、平八さんの誕生日を勝手に作りあげています。パラレル話なので笑って許してください。
林田家は古くから代々受け継がれている老舗。
そしてもうひとつの顔がある。
それも受け継がれて守られてきた伝統と儀式
古くからその街や土地の安全、豊作、繁栄を導く為に人々は神や仏に祈りを捧げる。
そしてその遣いの者を丁重にもてなしていた。
村々にはそのお役目を司る家や神社、寺があり、林田家もその由緒正しき役目を司る家の一つだった。
一年に三日、お盆の13~15日にかけて座敷に豪勢な料理や酒を用意し使者達をもてなす。
もてなす最中の夜の時間(17~5時まで)は座敷内をのぞいてはいけない
神気が溜まるこの土地は霊力が強く、悪い者や人ならざる者が近づいたり引き寄せられたりする。
それを防ぐために家の周りを呪で縛り、結界を貼り、家と人を守っている。
13日が迎え日で15日が送り日。
家の周りの呪は、座敷に施された呪に束ねられており、人には普段見る事はおろか、触れる事もできない。
そして今回に限り平八の誕生日を設定。誕生日は迎え日の8/13日。
産まれた時間17時ジャスト!(笑)
宵の宴が始まるその日、しかもその時間に産まれた男子の平八は、一族や家族の意見を二分し争いの種となった。
「神が遣わせた幸運の印」と崇める者もいれば、「その時間に血を纏い産まれ落ちた、災いをよぶ不吉の象徴」と蔑む者もいた。
平八は誰からも一線をしかれて育つ。
血を分けた姉や兄すら、平八には近づかない。
母親が平八を産んだ後、周囲の仕打ちに心が病んだ事が関係してたり。
親戚に罵られたり、父親に襲われたり(私らいし爆笑)平八はそれでも母や兄弟…人に認めてもらおうといつも笑顔でいるような人間に育つ。
そんな平八が15才を迎えた夏、迎え日の夜、平八の目の前に一人の少年が横切る。
びっくりする平八。
少年の衣服は神降ろしや祭などで使用しているような服を着ていて、肌は透けるように白い。
目は真っ赤な夕焼けをはめ込んだように赤く輝き髪は綺麗な金色。年齢にして5才くらいの少年が自分の部屋に現れたのだ。
驚いた平八と、その平八の様子に気がついた少年が目を見開いて、二人は同時に硬直爆笑
暫くして平八が恐る恐る「君…どうしたんです?」と聞いてみる。近所の子供…では明らかにない、
迷子…それも考えにくいが小さい子供一人、心配になってしまったり。
その少年は平八を真っ直ぐに見たまま固まり、無表情のまま「…見えるのか?」と言った。
最初は少年の物言いにムカっときていた平八も、段々と慣れてしまう。少年も平八に好意をもっていき、引き寄せられるように惹かれる二人。
一日たった頃には夜には仲良く遊ぶ仲になっていた。
少年が人でないのはなんとなく理解していた平八。
別れがすぐ来る事も知っていたし、諦めていた。
そして15日送り日の12時にいなくなる事も。
平八は「楽しかった、忘れない」と笑顔で言う。
少年は顔を曇らせて静かに小指を差し出した。
「約束」
そう言うと平八に指を出せという。
少年の姿にほほえましいと思いながら平八は「指切り」をした。
少年は「必ずまた来る」そう言った。
「そして護る」と。
平八はその言葉で少年が自分の受ける物、統べて知っている事を悟った。
指切りをした直後、少年は姿を消した。
平八は少年の名を知らない。
少年は名は口に出来なかったから。人間に名前を言う、それは少年の世界では重罪。
平八は憑き人…、身に宿る災いから護る為には少年はまだ弱すぎた。
だから今回は還り、力を身につけてから平八の元へと戻ろうと決心していた。
少年は平八に好意を持ち、惹かれている。
平八を護りたい少年は、呪を施し時を待った。
呪…即ち「指切り」という形で約束をした。
約束は彼の世界では強い縛の呪。
たとえ指切りであろうが、彼らが交わせば強い縛りとなる。
少年…久蔵は神の遣い。神人でずば抜けて強い霊力を持っている神子。
平八は人間、一緒にいられない時間、平八を護る為に平八を護る呪。
久蔵の小指は神の世界では動かなくなっている。
少年に出会ってから三年過ぎた夏、誕生日の日にそれは起こった。
少年はあれから一度も現れてくれない、今年こそ来てくれるかもしれないと思っていた平八。
その夜中、この三日間は父親も自分に近づかないと安心しきっていた平八は水を飲みに部屋の外へと出た。台所で水を飲み、
部屋に戻ろうとした平八を父親と親族の男が取り囲む。
平八を「災い」と言っている面々で、平八はその異様な雰囲気に恐れを抱き逃れようとする。
18才を迎えた平八が家にどんな災いを齎すか、恐れていたのだ。
伸びてきた手を振り払い逃げる平八。助けをこうても誰も現れてもくれない。
縺れる足をなんとか動かし逃げる平八を父親や親族は楽しそうに下品な笑いを浮かべながら追い掛けてくる。
最終的に逃げ場をなくした平八、迎え日の宴の席の座敷を背に追い詰められとうとうその座敷の結界を破りさるように襖を開けてしまう。
その瞬間に物凄い音と笑い声、罵る声が響く。
平八は宴を壊し家を護る結界をも破壊してしまったのだ。
神に仕えし者はこの日を境に現れる事はなくなった。神聖なる座敷で、平八は捕われ嬲られる。
場の清浄な気は汚され、汚れていった。
そして家は敗退していく。神の域を汚した報いは罰としてその家に呪がかかった。
そして二日後、15日に災いが牙を向いて襲いくるのだ。
<続く>
・久蔵×平八のパラレル話前半でした。笑汗
久しぶりのお題もどきなのに暗い話ですみません。しかも、設定上平八の誕生日を作らないといけなくて、本当すみません。泣
この続きと、この話の延長にある日常を共にすごす二人の話等、また少しづつupさせていきたいです。
「お題」もどきという設定なので、描いて(書いて)くださる方も大歓迎ですvv
拍手とかで「書く」と教えてくださいですvv
元気よく見にいきますですvvv
感想とか、拍手とか下さると喜びますvvv
読んでくださりありがとうございましたvv
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尚、この話のみなのですが、平八さんの誕生日を勝手に作りあげています。パラレル話なので笑って許してください。
林田家は古くから代々受け継がれている老舗。
そしてもうひとつの顔がある。
それも受け継がれて守られてきた伝統と儀式
古くからその街や土地の安全、豊作、繁栄を導く為に人々は神や仏に祈りを捧げる。
そしてその遣いの者を丁重にもてなしていた。
村々にはそのお役目を司る家や神社、寺があり、林田家もその由緒正しき役目を司る家の一つだった。
一年に三日、お盆の13~15日にかけて座敷に豪勢な料理や酒を用意し使者達をもてなす。
もてなす最中の夜の時間(17~5時まで)は座敷内をのぞいてはいけない
神気が溜まるこの土地は霊力が強く、悪い者や人ならざる者が近づいたり引き寄せられたりする。
それを防ぐために家の周りを呪で縛り、結界を貼り、家と人を守っている。
13日が迎え日で15日が送り日。
家の周りの呪は、座敷に施された呪に束ねられており、人には普段見る事はおろか、触れる事もできない。
そして今回に限り平八の誕生日を設定。誕生日は迎え日の8/13日。
産まれた時間17時ジャスト!(笑)
宵の宴が始まるその日、しかもその時間に産まれた男子の平八は、一族や家族の意見を二分し争いの種となった。
「神が遣わせた幸運の印」と崇める者もいれば、「その時間に血を纏い産まれ落ちた、災いをよぶ不吉の象徴」と蔑む者もいた。
平八は誰からも一線をしかれて育つ。
血を分けた姉や兄すら、平八には近づかない。
母親が平八を産んだ後、周囲の仕打ちに心が病んだ事が関係してたり。
親戚に罵られたり、父親に襲われたり(私らいし爆笑)平八はそれでも母や兄弟…人に認めてもらおうといつも笑顔でいるような人間に育つ。
そんな平八が15才を迎えた夏、迎え日の夜、平八の目の前に一人の少年が横切る。
びっくりする平八。
少年の衣服は神降ろしや祭などで使用しているような服を着ていて、肌は透けるように白い。
目は真っ赤な夕焼けをはめ込んだように赤く輝き髪は綺麗な金色。年齢にして5才くらいの少年が自分の部屋に現れたのだ。
驚いた平八と、その平八の様子に気がついた少年が目を見開いて、二人は同時に硬直爆笑
暫くして平八が恐る恐る「君…どうしたんです?」と聞いてみる。近所の子供…では明らかにない、
迷子…それも考えにくいが小さい子供一人、心配になってしまったり。
その少年は平八を真っ直ぐに見たまま固まり、無表情のまま「…見えるのか?」と言った。
最初は少年の物言いにムカっときていた平八も、段々と慣れてしまう。少年も平八に好意をもっていき、引き寄せられるように惹かれる二人。
一日たった頃には夜には仲良く遊ぶ仲になっていた。
少年が人でないのはなんとなく理解していた平八。
別れがすぐ来る事も知っていたし、諦めていた。
そして15日送り日の12時にいなくなる事も。
平八は「楽しかった、忘れない」と笑顔で言う。
少年は顔を曇らせて静かに小指を差し出した。
「約束」
そう言うと平八に指を出せという。
少年の姿にほほえましいと思いながら平八は「指切り」をした。
少年は「必ずまた来る」そう言った。
「そして護る」と。
平八はその言葉で少年が自分の受ける物、統べて知っている事を悟った。
指切りをした直後、少年は姿を消した。
平八は少年の名を知らない。
少年は名は口に出来なかったから。人間に名前を言う、それは少年の世界では重罪。
平八は憑き人…、身に宿る災いから護る為には少年はまだ弱すぎた。
だから今回は還り、力を身につけてから平八の元へと戻ろうと決心していた。
少年は平八に好意を持ち、惹かれている。
平八を護りたい少年は、呪を施し時を待った。
呪…即ち「指切り」という形で約束をした。
約束は彼の世界では強い縛の呪。
たとえ指切りであろうが、彼らが交わせば強い縛りとなる。
少年…久蔵は神の遣い。神人でずば抜けて強い霊力を持っている神子。
平八は人間、一緒にいられない時間、平八を護る為に平八を護る呪。
久蔵の小指は神の世界では動かなくなっている。
少年に出会ってから三年過ぎた夏、誕生日の日にそれは起こった。
少年はあれから一度も現れてくれない、今年こそ来てくれるかもしれないと思っていた平八。
その夜中、この三日間は父親も自分に近づかないと安心しきっていた平八は水を飲みに部屋の外へと出た。台所で水を飲み、
部屋に戻ろうとした平八を父親と親族の男が取り囲む。
平八を「災い」と言っている面々で、平八はその異様な雰囲気に恐れを抱き逃れようとする。
18才を迎えた平八が家にどんな災いを齎すか、恐れていたのだ。
伸びてきた手を振り払い逃げる平八。助けをこうても誰も現れてもくれない。
縺れる足をなんとか動かし逃げる平八を父親や親族は楽しそうに下品な笑いを浮かべながら追い掛けてくる。
最終的に逃げ場をなくした平八、迎え日の宴の席の座敷を背に追い詰められとうとうその座敷の結界を破りさるように襖を開けてしまう。
その瞬間に物凄い音と笑い声、罵る声が響く。
平八は宴を壊し家を護る結界をも破壊してしまったのだ。
神に仕えし者はこの日を境に現れる事はなくなった。神聖なる座敷で、平八は捕われ嬲られる。
場の清浄な気は汚され、汚れていった。
そして家は敗退していく。神の域を汚した報いは罰としてその家に呪がかかった。
そして二日後、15日に災いが牙を向いて襲いくるのだ。
<続く>
・久蔵×平八のパラレル話前半でした。笑汗
久しぶりのお題もどきなのに暗い話ですみません。しかも、設定上平八の誕生日を作らないといけなくて、本当すみません。泣
この続きと、この話の延長にある日常を共にすごす二人の話等、また少しづつupさせていきたいです。
「お題」もどきという設定なので、描いて(書いて)くださる方も大歓迎ですvv
拍手とかで「書く」と教えてくださいですvv
元気よく見にいきますですvvv
感想とか、拍手とか下さると喜びますvvv
読んでくださりありがとうございましたvv
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