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2018.12.18 (Tue)
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超お宝ですvv
2007.08.01 (Wed)
超お宝ですvv

長曾我部元親×毛利元就で現代パロリーマン設定小説ですvv
「酒興之庵」のみなと冴様からキリ番で米子がいただいた超お宝
小説ですvvv
許可をいただいて「お宝」にupしていますvv
嬉しいですvv素敵ですvv
甘くて大人な雰囲気漂う親就ですvv
「続きを読む」にてupしていますvv


甘い大人の親就小説ですvvキリ番踏んでリクエストしてよかったですvv









Memory of start.






「なぁ、毛利さん。ここなんだけど…」
「長曾我部…そなた我の話を聞いておったのか?
その案は先程却下したばかりではないか」
「いや、でも一回試してみる価値はあると思いますよ。
何事もまずは試してみろって、俺に教えたの毛利さんじゃないですか」
「それとこれとは話が別だ。我は我の主張を曲げる気はない」

終業時刻もすぎ、人もまばらになった社内の会議室。
開発二課の毛利元就と営業企画の長曾我部は長机に向かい合って座り、
手元に広げた資料に対する議論を繰り広げていた。

「大体そなたはいつもそれではないか。
左様なものばかり食していては栄養が偏る故、我はそなたの身を案じてこうして和食を勧めておるのだぞ?」
「だって好きなんだもん、イタリアン。
つーか毛利さんこそ俺と飯食いに行く時絶対和食じゃないですか。
たまには可愛い後輩に譲ってくれたっていいと思いませんか?」
「思わぬ」
「酷ェ!」

渾身のイタリアンを一蹴され、元親は机に突っ伏した。
何だかんだ言っても結局は元就の希望が通る。
つまりこの瞬間に今日の夕食は和食に決定したのだ。

「…それ程イタリアンがよければ一人で行けばよかろう」
「駄目!そんな選択肢はない!」
「ならば潔く諦めよ。
さすれば先日島津部長に教わった美味い小料理屋に連れて行ってやる」

そうしてふ、と笑顔を見せる元就に、元親はついに白旗を上げた。

惚れた弱みとはまさにこの事だと身を持って痛感する瞬間。
どんな我が儘を言われてもこの笑顔を見せられては元親にはどうしようもない。
しかも元就自身がその事を理解しているフシがあるから手に負えないと元親は思う。

「ちぇっ、この策士がよぉ…」

元親のささやかな呟きを拾った元就は「それでこそ我であろう?」と妖艶に微笑って曰った。


目的地が決定したので、机に広げた資料…もとい情報誌を片付けていると、会議室のドアをノックする誰かの存在に気がついた。
この会議室は今日はもう使う予定がないはずなのだが、と二人は揃って首を傾げる。

「入れ」

元就が声をかけると、「失礼します!」と元気な声が飛び込んできて、ガチャリとドアが開かれた。

「お話し中失礼致します!こちらに長曾我部殿は───あっ、長曾我部殿!」
「おぅ、真田か。どうした?」
「研修日誌を持って参りました。サインをお願い致します」
「あ、そっか。週末だもんな」

そうして元親は幸村から一冊の冊子を受け取る。

「まぁすぐ済ますからちょっとそこ座って待ってな」
「はい。それでは失礼します」

元就に頭を下げ、幸村は元親の隣に腰掛けた。

黙々と日誌に目を通している元親と、それを黙って眺めている元就。
そんな二人を交互に見遣っていた幸村だったが、沈黙に耐えきれなくなったのか、
あるいは滅多に会う機会のない元就と少しでも親睦を深めようと考えたのか、唐突に口を開いた。

「毛利主任は、長曾我部殿の先輩であらせられると島津部長よりお伺いいたしました」
「…ん?あぁ…まぁこやつが今の部署に配属される以前の話ではあるがな」
「長曾我部殿は、どのような新人でありましたでしょうか」
「…また唐突な質問であるな…」
「つーか真田ァ、ンな話聞いてどーすんだ?」
「俺、長曾我部殿を尊敬しているのでござる!俺も貴殿のようになりたい故、
そのためには如何にすればよいか、お聞きしたいのでござる!」
「バーカ、ンな事言ったら『鬼』の下に付けられっぞ?」
「…鬼?」

開発二課には、代々『鬼が棲む』と言われてきた。
それは後輩に対する指導の厳しさが噂となって出来た話ではあるが、あながち間違いでもない。
現在では営業企画に転属になってはいるが島津義弘を初代とし、
二代目を片倉小十郎が、三代目を毛利元就がその名を継いだとされている。

「毛利さんは厳しかったぜ~…っつーか、今も手厳しいけどな」

そうして苦笑いと共に浮かぶのは、数々の失敗と、まるで調教のような日々。
射殺されるかと思うような鋭い視線と普通の人間なら震え上がりそうな怒号の中、
それでも元親は元就から沢山の事を吸収すべく懸命に頑張った。
今となってはいい経験だったと元親は胸を張って言える、大事な思い出だ。

「…長曾我部は、我が受け持った最初の新人であった。
如何に接すればよいか分からぬ故、片倉殿にされたように我もしたまで」
「何と、片倉課長が!…今の穏やかさからは想像もつきませぬ…」
「我が『鬼』の名を継いだ故、鬼は引退されたのであろう。
…かく言う我も、昔に比べれば随分大人しくなったと思うが」
「…嘘吐け」

ボソッと呟いた元親の脳天に拳骨を食らわせると、幸村がキラキラした眼差しを元就に向けてきた。

「さすれば、今は長曾我部殿が新たな鬼ということでございまするな!」
「え!?俺、そんなに怖い?」
「…我は然程怖ろしかったか、長曾我部」
「え!?い、いや、そんな事は―――!」
「嘘を吐け」

そんな遣り取りを楽しそうに眺めながら、幸村はふるふる、と首を振って元親を見た。

「長曾我部殿は怖くはありませぬ。けれど他の誰よりも厳しくも親身にご指導くださります。
毛利主任が穏やかになられたのは、きっと長曾我部殿が鬼の名を継いだからに相違ござりませぬ!」
「そ、そっかなぁ…」
「それ故、俺は長曾我部殿を尊敬申し上げているのでござる。
きっと長曾我部殿のご期待に添えられるよう立派な営業マンになってみせまする故、 今後もご指導の程、よろしくお願い申し上げまする!」

深々と頭を下げた幸村に、少々照れくさいのか元親はぽりぽりと頭を掻き、 元就はそんな2人の様子を微笑ましく見守りつつ、ゆっくりと言葉を紡いだ。

「…長曾我部は何事にも全力で当たる新人であった。そのあたりはそなたに通じる部分が多くある。
長曾我部のようになりたいというのであれば、その姿勢をこれからも大事にするがよかろう」
「は、はい!」

幸村の気持ちのいい返事に元就が頷いたと同時に、元親が日誌にサインをしてぱたりと閉じた。

「ほら、出来たぞ」
「お手数をおかけいたしました!」
「ま、これも仕事のウチだし」
「それでは毛利主任、長曾我部殿、俺はこれにて失礼させていただきます」
「おぅ、また来週な」
「はい!」

ドアの手前でもう一度お辞儀をして幸村は退室し、残された二人は顔を見合わせて笑った。

「何とも元気な青年…というよりも少年にしか見えぬが」
「ま、だからこそ可愛いんですけどね。ちょっと喧しい時もあるけど」
「そなたの昔を思い出す。…あそこまで直球的ではなかったが」
「俺、可愛かったでしょ?」
「…可愛くなければ誰が大事な時間を費やしてやろうと思うものか」

大事にしてくれている事がよく分かる元就の言葉に、元親は嬉しそうに笑う。
入社当時から、元親はずっと元就と共にいた。
『カルガモの親子のよう』といわれるほど一緒にいて、そして『親の敵のよう』といわれるほど叱られた。
それでも元就から離れたいと思ったことは一度もなかったのだから、愛の力は凄いと思う。

「大好きですよ、毛利さん」

昔も今も。
それだけはずっと変わらない。

「…まだ社内であるぞ」
「うん、今のは先輩として」

会社を出れば、恋人として。


「……飯を食いに行くのではなかったか」

僅かに赤らんだ頬を隠すようにそっぽを向いた元就をこそ可愛いというのだと思いながら、
元親は「よし、じゃ行きましょうか」と席を立った。

「期待してますよ、毛利さんお薦めの小料理屋」
「…薦めたのは島津部長であるがな」



揃って会社を出た2人は、地下の駐車場に留めてある元親の車に乗り込み、
エンジンをかけると同時にナビを起動させる。

「ナビに載ってっかなぁ?」
「住所も聞いておる故、そこから検索できよう」
「元就もすっかり俺の車のナビの操作方法覚えたよなぁ」

手帳を開いてピコピコとナビに住所を入力している元就の横顔を見ながら、
元親は先程の遣り取りと、そこから導かれる思い出を蘇らせていた。

(遠い昔の話みたいに思うけど、実際にはここ数年の話なんだよなぁ、全部)

この会社に入社した事も。
元就に出逢った事も。

好きだと告白した事も。


思い出と呼ぶにはまだ早いかも知れないけれど、それらは全て元親にとって大事な記憶。
そして元就にとってもそうであって欲しい。
そう思って、少し聞いてみたくなった。

「なぁ、元就」
「ん?」
「お前さ、ここ数年の出来事って覚えてる?」
「…真田といいそなたといい、唐突に物事を訊ねるな…」

それから元就は僅かに時間を置いて、溜め息交じりに応えてやった。

「そなたと違って我の頭脳は優秀であるからな。
そなたが我の下へ来てからの数年の事ぐらい、全て記憶に残っておる」

そう答えて、元就は『確定』ボタンを押す。
するとややあってナビが案内開始を告げたので、元親はサイドブレーキを下げた。

「ちょっと道混んでそうだから1時間弱ぐらいかかるかも」
「ならば我は予約の電話を入れておく。そなたは運転に集中するがよい」

アクセルを踏み込み、車が地上に出ると元就は電話をかけた。
そうして無事に席を確保できた元就は窓を開けてそこから入り込んでくる風に眼を眇める。

(ここ数年の出来事、か…)


出逢ったのは、確か4年前の春だった。
その頃の元親は、まだスーツに『着られている』感じを受けるほどであったのに、
いつの間にやら第一線で働く営業マンになっている。

彼が己と同じ開発二課に配属された事、それから営業企画に異動させられた事、
あの一生懸命さで「好きだ」と言われた日の事。

どれ一つとして忘れてなどいない。


元親と出逢ってから、色々な事が変えられてしまったのだから、忘れようにも忘れられない。

(世界の色が変わるとはこういう事を言うのやも知れんな)


そう思って、心地よい風に当たりながら、元就は静かに瞼を閉じた。


<続く>















・幸せすぎて溶けそうな米子ですvv笑
これぞ大人な親就話!!!という素敵なお話をいただいてしまって
米子かなり萌えもだえてましたvv
素敵すぎですvv大人な雰囲気むんむんな親就ですよねvv
元親が後輩らしく先輩の元就に敬語で話すのも萌えですvv
「社会人の常識!目上の方には敬語で話す!」ですよ!!!
かなり素敵ですvv
二人の関係がとても素敵でたまりません!
会話の端々に甘さが滲んでて本当素敵すぎますvv
そして、幸村も可愛いですよねvv笑
あんな後輩欲しいですvv
あ!でも元親のような先輩のしたにつきたいかも・・・。笑

キリ番小説up許可と同時に挿絵描いていいですか?と
身の程知らずもいいとこなお願いをしたら快く「いいですよ!」
というお返事いただいたので、〆切終わったら挿絵描いてupしますですvv
雰囲気壊さないように頑張りますvv
本当続きも楽しみで、米子はウハウハしてますですvv

この素敵な小説を書かれているみなと冴様のサイト「酒興之庵」には
リンクにてサイトに行くことができますvv
皆様ぜひ!!!米子のお勧めですvv
ほんやりできる親就とかっこいい小十郎&政宗のこじゅまさもありますvvとにかく素敵ですvv
みなと様本当にありがとうございました!






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