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オタカラオタカラvv
素敵ないただき物ですvv
近江 笙様からバサラ小説をいただきましたvv
長曾我部元親×毛利元就ですvv
冬ならではの甘い話ですvv
「続きを読む」にてアップしてますvv
ー「…はぁ…蜜柑、むいてやるからこっち来いよ」
<炬燵で蜜柑〈親就〉>
素敵ないただき物ですvv
近江 笙様からバサラ小説をいただきましたvv
長曾我部元親×毛利元就ですvv
冬ならではの甘い話ですvv
「続きを読む」にてアップしてますvv
ー「…はぁ…蜜柑、むいてやるからこっち来いよ」
<炬燵で蜜柑〈親就〉>
甘い甘~いいただき物ですvv
炬燵で蜜柑〈親就〉
木枯し吹く寒さが身に染みる日。
とある城内にて、珍しい面子が揃っていた。
「…寒い」
冷え込んだ室内でオクラ、もとい甲冑を脱いで軽装になっていた毛利元就が呟く。
「元就、炬燵に入れば?」
軽い口調で長曾我部元親がぬくぬくと炬燵に入って手招きしている。
「…ふんっ」
天の邪鬼なのは相変わらずな元就。
元親は、ついついにやけて寒さに震える元就を見つめている。
「…はぁ~素直じゃねぇな」
「五月蠅い」
元親の言葉に噛み付く元就。
何が嬉しいのか元親はヘラヘラと笑っていて。
元就の家臣が置いていった蜜柑を手にとる。
「ほら、蜜柑やっから」
元親は蜜柑を見せつける様に軽く上え投げ、パシッと片手で受け止める。
「むけ」
冷たい一瞥を投げ、元就は高慢に元親に言った。
言われた元親は顔を軽く引きつらせ、盛大な溜め息を吐き出す。
「おまっ…我が儘だな」
「ふんっ」
我儘、というか聞き様によっては甘えているようにも取れて。
それに思い当たった元親は、更に目尻が下がる。
「…~わかったわかった!」
「最初からそう言えばよい」
やに下がる元親を冷めた視線で容赦無く見つめ、元就は言放つ。
その可愛げの無さに、知らずがっくりとする元親。
「っ~…」
「なんぞ言いたそうよな」
不満がだだ漏れていたのだろう、元就は眉間に皺を寄せ元親を睨む。
「…はぁ…蜜柑、むいてやるからこっち来いよ」
「来い?」
棘が多分に含まれた聞き返しに、元親はたらりと冷や汗をかき。
「…あ~、来てください」
と言い直した。
「ふん。良かろう」
目を細め、満足げな笑みを浮かべる元就に、元親は軽く胸を撫で下ろす。
「ほら蜜柑」
「…実だけにせよ」
差し出した蜜柑を一瞥し、元就は言った。
「………」
「さすれば食そう」
そっぽを向き元親の視線から赤くなった頬を隠す。
元就の隠しきれてない赤く染まった耳に、元親の顔がだらしなく崩れる。
「チッ…しかたねぇな…ほら」
綺麗に筋まで取ってやった蜜柑を元就に手渡す。
「元親」
「ぁあ?」
甘い声で呼ばれ、元親は珍しく油断していた。
チュッ
その隙を付いた元就の行動は、元親を一瞬にして固まらせる。
くっ…と笑い、元就は受け取った蜜柑を割いて一口食べた。
蜜柑の汁が口の中に広がり、ぺろりと唇を舐める元就。
「甘い…ふっ…どうした?」
元就の薄赤い舌に元親は魅入り、急にムラムラとしだす。
「……元就っ!」
ガバッ(元親元就に襲いかかる)
ゲシッ(元就元親を蹴りつける)
畳に埋めた元親を一瞥する元就。
そして
「蜜柑」
手に持っていた蜜柑をまた食べ、元就は次をむけと催促する。
「っ…お前そりゃないだろーが!」
「褒美の先払いぞ」
「~~~!!!」
「まだまだよの」
ふふんと笑い、元就は皮がむかれた蜜柑を口の中に含む。
蜜柑は甘く、まるで元親のようだと思ったのであった。
〈了〉
・大好きな天邪鬼ぷりで米子ドキドキでしたvv
前払いの甘い甘~い先払いはアニキをさらにめろめろにvv笑
笙ちゃんありがとうvv
とても素敵ですvv
米子的にはもっとイチャイ・・・(殴)
そんな話をまた書いてくださると嬉しいにゃvv笑
近江笙様のサイト「TRANS」にカテゴリーの欄で行くことができますvv
甘い話が読みたいお方様はぜひいってみてくださいねvv
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